東京電力 スマートグリッドの核となる蓄電池システムの技術開発に着手

  • 印刷
  • 共有

東京電力は、国内電力会社や電池メーカーなどと共同で、スマートグリッド(次世代送電網)技術の中核となる蓄電池システムについて、4件の技術開発プロジェクトを始動する。4つのプロジェクトは、NEDOが公募した「蓄電複合システム化技術開発」の対象事業に採択されて実施されるもの。研究期間は、いずれも平成22年10月(予定)から平成25年3月まで。各研究開発の概要は以下の通り。

「リチウムイオン電池システムインターフェース標準化・海外展開の研究開発」では、再生可能エネルギーの大量導入対策として、複数の蓄電池の情報を正確に把握するための取り組みを行う。具体的には、需要調整用蓄電池や需要家用蓄電池など、仕様や性能が異なる様々なリチウムイオン電池システムを用い、定格出力・定格容量・充電状態等の情報を的確に把握するインターフェース(データ内容、通信プロトコル)の標準化を行う。共同研究企業は、関西電力や東芝、日立製作所など8社。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事