神奈川県・日産など 12月に「かながわEVタクシープロジェクト」を始動

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神奈川県・日産自動車・神奈川県タクシー協会は、電気自動車(EV)タクシーの本格普及を目指す「かながわEVタクシープロジェクト」を12月から開始する。3者は、4月23日に「かながわEVタクシープロジェクト推進協議会」を発足し、同プロジェクトの実施に向けて協議を進めてきたが、参加予定事業者が揃い、取り組み内容について合意に至ったことを受け、その内容について発表した。

同プロジェクトには、江ノ島タクシーや神奈川都市交通など24社が参加。12月からEVタクシー42台を順次導入して実施する予定で、2ヵ年で100台の導入を目指す。主な取り組みとして、県主体では、EVタクシー導入補助と急速充電器整備補助のほか、国内クレジット認証委員会で承認されたEV導入によるCO2削減分のクレジット化をモデル事業として実施する。また、日産はEVタクシーのアフターサービスの強化、神奈川県タクシー協会は社会実験としてのEVタクシーによる障害者割引の拡大(2割、平成25年3月まで)などを行う。今後、参加予定事業者とともに、EVタクシーの利用拡大に向けた様々な取り組みについて、検討していく計画だ。

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