シャープ 太陽光発電システムの研修受講者を年間1万人体制に拡充

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シャープは、国内住宅用太陽電池の販売を強化するために、7月から太陽光発電システムの販売店と施工者の研修体制を年間1万人規模に拡充した。同社では、これまで、天理(奈良県天理市)と北東京(東京都板橋区)の自社施設での研修と、外部会場での出張研修を実施してきたが、今回、天理の施設内に新たな研修会場を追加し、自社・外部研修施設ともに、実施回数を増やして対応していく。商品供給から施工・設置までの体制を整備し、急拡大する太陽光発電市場でのシェア拡大を図る。

同社では、太陽光発電システムの施工品質と長期信頼性を確保するため、日本で住宅用太陽光発電システムの補助金制度と普及が始まった1994年から研修を開始した。現在、自社講師による「事業化導入研修」と「施工研修」を実施。「事業化導入研修」を修了した施工会社(販売店)に10年保証発行登録店(特約店)の認証を行い、「施工研修(電気工事・施工工事)」を修了した施工者にID(資格保有証明カード)を発行している。同社の研修は、1クラス約15名の少人数制で、受講者全員に対して、3日間にわたる住宅用太陽光発電システムに関する技術講座と、日本特有の多様な屋根を用いた施工実習を行っている。

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