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ヤマハ発動機 中期成長戦略を発表、電動二輪車で世界トップシェアを目指す

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ヤマハ発動機は、電動二輪車「EC-03」の発売に合わせ、中期成長戦略を発表した。その中で同社は、環境性能に優れた次世代動力源の総称「スマートパワー」の取り組みとして、世界的な電動二輪車市場の拡大タイミング合わせて各市場への参入を図り、同市場でトップシェアをめざす方針を明らかにした。

ヤマハ発動機は、「EC-03」の国内投入を端緒に、2011年に台湾、欧州と順次、海外の電動二輪車市場へ進出する。日本・台湾・欧州地域における電動二輪車の市場規模は、2010年代の中頃には30~50万台となる見込み。更に、中国では現在、電動自転車の年間総需要が2000万台以上といわれているが、ここでも今後、電動二輪車市場が誕生すると予測している。同社は、2010年代の中ごろまでに、電動二輪車の業務需要モデルなど3~4機種を発表し、2020年に向けて、高出力や高機能、低価格モデルの開発を進め、ラインナップの拡充を図る。

また、同社は静岡県浜松市での「はままつ次世代環境車社会実験協議会」に参画し、「EC-03」による実証実験を9月より開始する予定。電動二輪車の普及環境の整備に向けて、地方自治体と連携するほか、新しい販売手法についても検討していく計画だ。

スマートパワー」は、同社が中期成長戦略の柱としている4分野の一つで、これには、EVや燃料電池車、ハイブリッド車なども含まれる。同社はこれまで、二輪車のほか、ゴルフカーや車椅子など様々な商品においてスマートパワーを展開してきた。二輪車におけるスマートパワーについては、1980年代から開発に着手し、1993年に世界初の電動アシスト自転車「PAS」を発売、2002年にはリチウムイオン電池を搭載した電動二輪車「Passol」を発売している。

同社は、長期ビジョン「フロンティア2020」に基づき、「パーソナルモビリティ」と「エンジン」の2つの領域に注力。「スマートパワー」のほか、「新興国市場への低価格二輪車投入」「アセアン二輪車における商品力・収益力向上」「次世代環境対応エンジン」の3分野を中期成長戦略の柱としている。この4分野において、今後3年間で620億円を投資していく方針だ。

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