ヤマハ発動機 中期成長戦略を発表、電動二輪車で世界トップシェアを目指す

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ヤマハ発動機は、電動二輪車「EC-03」の発売に合わせ、中期成長戦略を発表した。その中で同社は、環境性能に優れた次世代動力源の総称「スマートパワー」の取り組みとして、世界的な電動二輪車市場の拡大タイミング合わせて各市場への参入を図り、同市場でトップシェアをめざす方針を明らかにした。

ヤマハ発動機は、「EC-03」の国内投入を端緒に、2011年に台湾、欧州と順次、海外の電動二輪車市場へ進出する。日本・台湾・欧州地域における電動二輪車の市場規模は、2010年代の中頃には30~50万台となる見込み。更に、中国では現在、電動自転車の年間総需要が2000万台以上といわれているが、ここでも今後、電動二輪車市場が誕生すると予測している。同社は、2010年代の中ごろまでに、電動二輪車の業務需要モデルなど3~4機種を発表し、2020年に向けて、高出力や高機能、低価格モデルの開発を進め、ラインナップの拡充を図る。

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