大崎クールジェン、CO2分離・回収型IGCCの実証 NEDOと連携

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中国電力「大崎発電所」内の実証試験プラント全景(出所:大崎クールジェン)
中国電力「大崎発電所」内の実証試験プラント全景(出所:大崎クールジェン)

大崎クールジェン(広島県大崎上島町)は8月1日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と共同で、石炭をガス化して発電する「石炭ガス化複合発電(IGCC)」に、CO2分離・回収技術を組み合わせた発電システムの実証試験を開始した。同システムの調整能力向上に向け、2025年度は実機運転を通じて、耐久性を評価する。

電力需要パターンを想定した発電出力調整を行い、設備の耐久性を検証

「IGCC」とは、「Integrated coal Gasification Combined Cycle」の略称。石炭をガス化しガスタービンと蒸気タービンを組み合わせることで、従来型の石炭火力に比べて発電効率と環境性能が向上するという。

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