三菱化学・三菱レイヨン 事業再編・統合で年30億円のシナジー効果を創出

  • 印刷
  • 共有

三菱ケミカルホールディングス(MCHC)傘下の三菱化学(MCC)と三菱レイヨン(MRC)は、水処理関連事業の再編及びエンジニアリング事業の統合を行う。統合エンジニアリング会社の年間売上は1000億円。年間30億円以上のシナジー効果創出を目指す。

具体的には、以下の手続きを行う。
①2010年7月1日付で、MRC全額出資のエンジニアリング会社である三菱レイヨン・エンジニアリング(MRE)が、MRCに対し、水処理関連事業を移管する。
②2010年10月1日付で、MREがMCC全額出資のエンジニアリング会社である三菱化学エンジニアリング(MEC)に対し、エンジニアリング事業を譲渡する。これによりMCCとMRCのエンジニアリング事業を統合する。
③2010年10月1日付で、MCCが10%ならびにMECが90%出資する日本錬水(NRC)の全株式をMRCに譲渡する。これによりMCHCグループの主要水処理関連事業をMRCに統合する。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事