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新日鉄エンジ 硝酸性窒素汚染地下水を浄化する商品を発売

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新日鉄エンジニアリングは、硝酸性窒素を浄化する商品を開発し、自治体向けに営業を開始すると発表した。今回商品化した「バチルウォール」は、硫黄を主原料とする特殊ろ材を地中に積層させたもの。その層(壁)の中を、硝酸性窒素で汚染された地下水が通過することで、硫黄酸化脱窒細菌の活動によって水が浄化される、というシステム。実証試験では、硝酸性窒素濃度15mg/Lの汚染地下水を1mg/L以下まで浄化できることを立証している。また、透過壁方式とすることで、送水ポンプなどの機械設備が不要のため、ランニングコストを低減することができる。処理方式としては、地下透過壁型の他に、揚水陸上型や水路内設置型もあり、当社は、昨年、千葉県内に揚水陸上型施設1号機を立ち上げ、順調に稼働しているという。

硝酸性窒素は、平成11年に地下水環境基準に追加された有害物質で、施肥・生活排水・家畜排泄物などが汚染源となる。多量に摂取し、体内で亜硝酸性窒素として吸収されると、血中でヘモグロビンと結合し酸欠状態になるメトヘモグロビン血症を引き起こす。地下水が硝酸性窒素に汚染されている場所は全国的に見られることから、自治体等による対策が求められている。

同技術は、平成20年度に「環境省硝酸性窒素浄化技術開発調査技術」に採択されており、今回、大規模実証試験が成功したことを受けて、商品化されることになった。

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