日産自動車 英工場でEV「リーフ」とリチウムイオン電池の生産を開始

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日産自動車は、今年度後半に日本・米国・欧州で発売を予定している、同社初の電気自動車(EV)「リーフ」の生産を、英国サンダーランド工場で開始すると発表した。また、4月には、同工場内においてリチウムイオンバッテリーの生産工場を着工する。「リーフ」の生産は、2013年初めに年間50000台規模で開始。また、バッテリーは、日産及びアライアンスパートナーであるルノー向けに、2012年に生産を開始し、年間生産量は車両に換算すると60000台分に相当する。同社は、同工場における「リーフ」とバッテリーの生産に向けて、計4億6820万ユーロ(約581億円)以上を投資する。また、投資には、英国政府から2310万ユーロ(約28億円)の事業投資援助を受けるほか、欧州投資銀行から最大2億2000万ユーロ(約273億円)の融資枠を確保している。

「リーフ」の生産は今年度後半に追浜工場で、2012年に米国テネシー州スマーナ工場で開始される予定で、英国サンダーランド工場は3番目の生産拠点となる。

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