住友大阪セメント ごみ焼却灰・ばいじんをセメント原料に再利用

  • 印刷
  • 共有

住友大阪セメントは、兵庫県環境クリエイトセンターと共同で、ごみ焼却灰及びばいじんをセメント原料としてリサイクルする事業を開始する。両社は、市町のごみ焼却場から排出される焼却灰・ばいじんを集積し、セメント原料の基準に適合するように、粗砕・異物除去・除塩処理を行う前処理施設を新設する。

施設の建設地は、住友大阪セメントのセメント工場である赤穂工場(兵庫県赤穂市)に隣接する同社の遊休地。前処理された焼却灰・ばいじんは、全量を赤穂工場でセメント原料として再資源化する。年間処理能力は、焼却灰が26000t、ばいじんが6000t。今年6月に施設が完成し、試運転期間を経て、8月からセメントリサイクル事業を開始する予定。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事