丸紅 農産物残渣を飼料化させる生菌剤を帯広畜産大学ほかと開発

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農産物残渣・食品残渣は、高水分のため腐敗しやすく飼料化が困難だが、同製品を添加すると長期保存が可能となり、飼料栄養価が高まることが確認されている。また、乾物飼料などと混合することで、完全混合飼料の材料としての有効利用ができる。ビートトップ(砂糖大根の茎葉)のほか、稲わら、焼酎かす、オカラ、果汁絞りかす、トウモロコシ搾りかすなどで効果が見込まれるという。今後、飼料会社や食品メーカー、トウモロコシかす等が発生するバイオマスエタノール企業への営業を展開し、初年度は5000万円、3年以内に5億円の売上を目指す。また、バイオマスエタノール助剤としての利用に向け、さらに研究・開発を進めていく考えだ。

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