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川崎重工と三菱電機、大型ニッケル水素電池「ギガセル」でスマートグリッド実証試験

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川崎重工は、三菱電機のスマートグリッド・スマートコミュニティ実証実験設備に、自社開発の大型ニッケル水素電池「ギガセル」を用いた実証試験装置(ギガセルシステム)を設置し、運転を開始した。両社は共同でギガセルシステムの系統安定化へ向けた適用化技術の開発を行う。

ギガセルシステムは、18モジュール(計38kWh)のギガセルとパワーコンディショナで構成されている。三菱電機尼崎地区の拠点内に設置してある太陽光発電システム(4,000kW)と、火力発電・揚水発電・負荷などを模擬した実証実験設備にギガセルシステムを連系し、天候によって出力が左右されやすい再生可能エネルギーが電力系統に大量導入された状況下で、周波数変動の抑制など電力品質維持に関わるギガセルシステムの技術検証を行う。

今回の検証内容は。電力品質維持、災害時などでの自立運転、再生可能エネルギー大量導入時の系統安定化の3点。電力品質維持では、ギガセルによる太陽光発電の出力変動抑制運転を検討。災害時などでの自立運転では、系統から切り離した自立系統におけるギガセル単独運転、ギガセルとその他分散電源を協調した自立運転を検証。再生可能エネルギー大量導入時の系統安定化では、配電電圧と周波数の制御におけるギガセルの効率運用を検証する。

高速充放電が可能なギガセルは、再生可能エネルギーの急峻な変動に応答する。ギガセルは、太陽光発電や風力発電の出力安定化や災害時の自立運転システムをはじめ、船舶向け蓄電装置、交通インフラ分野における鉄道システム用地上蓄電設備など様々な分野での用途に展開しており、エネルギーの有効利用に貢献するシステムとして期待されている。

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