HEMSの補助対象機器が決定 NEC、シャープなど11製品 申請は4月19日から

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経済産業省は、家庭等向けに、家庭用エネルギー管理システム(HEMS)の導入を補助する事業において、補助対象となる機器の第一弾として、6事業者11製品を採択したと発表した。これに伴い、4月19日から販売店や設置事業者等向けの公募説明会と、一般購入者からの相談受付を開始する。

本事業は、平成23年度第三次補正予算において、電力需給状況を踏まえた需要側対策(ピークカット等)として実施する「エネルギー管理システム(BEMS・HEMS)導入促進事業費補助金」。BEMS導入補助事業と合わせた予算額は合計300億円。HEMS導入補助事業で対象となるのは、HEMS及び工事費用で、補助額は定額10万円。HEMSは執行団体である環境共創イニシアチブ(SII)より指定を受けた機器・システムが対象となる。

今回補助対象機器として採択されたのは、NEC、シャープ、東芝ライテック、積水ハウス、大和ハウス工業、トヨタホームの6事業者の11製品。なお、補助対象機器であっても、補助対象機器登録日かつ申請受付開始日(平成24年4月19日)より前の購入、契約又は設置された場合は補助対象外となる。今後補助対象機器は、事業者からの申請に応じて随時追加していく。

補助の申請は、補助対象機器を、居住する一般住宅に設置する個人、または、一般住宅の所有者に貸与する法人(リース事業者等)が行う。4月19日に、一般申請受付を開始し、東京で公募説明会を実施する。公募説明会は、4月下旬に仙台、大阪で、5月上旬に名古屋、札幌、広島、高松、福岡、沖縄で開催する。

事業期間は、平成25年度末まで、または、申請の合計額(BEMS導入補助事業含む)が予算額に達するまで。

参考:環境共創イニシアチブ - 平成23年度 エネルギー管理システム導入促進事業費補助金(HEMS導入事業)に係る補助対象機器一覧

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