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2011年LED照明国内市場好調、シーリングライトは前年比67倍に拡大

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今回対象とした3品目別に2011年の成長率をみると、当初からLEDが組み込まれた「LED照明器具」は前年比2.4倍、LED電球やLED蛍光灯といったアフター製品の「LED管球ランプ」は同比2.4倍、イルミネーションなどの各種演出や電光看板の内照・外照に用いられている「演出・看板用LED照明」は同比1.4倍だった。

LED管球ランプでは、LED蛍光灯(蛍光ランプ代替形LED管球ランプ)が、店舗やオフィスなどで導入が進み、同比8.8倍となった。また、ハロゲンランプ代替形が店舗を中心に切り替えが進んだことで、同比10倍と拡大した。

LED照明器具は、白熱灯代替形が徐々にリプレイス需要の飽和によって縮小に転じるが、これ以外の代替形による置き換えが進み、拡大していく見通し。2012年の同市場は2,447億円(11年比1.7倍)、2020年は3,083億円(同比2.1倍)となると予測する。

一方、管球ランプはリプレイス頻度が少なく、低価格化の進展により、金額ベースの市場は中長期的には頭打ちとなる見通し。2012年の同市場は1,224億円(11年比1.8倍)、2020年は1,433億円(同比2.1倍)となると予測する。特にLED電球は数年内にピークを迎え、2020年(301億円)の市場は2012年(377億円)の規模を下回るとみている。

照明器具のLED化比率は、照明器具全体では、2010年が12.1%、2011年が24.7%、2012年見込が38.2%で、2020年予測が57.9%。管球ランプ全体は、2010年が2.7%、2011年が7.7%、2012年見込が11.8%で、2020年予測が21.1%。

2011年の各需要分野をみると、住宅照明では、LED電球が昨年に引き続き、2,080万本(前年比1.9倍)、210億円(同比1.7倍)と好調に拡大。LEDシーリングライトは前述の通り。オフィス・ビル照明は、LED蛍光灯が150万本(同比10倍)、87億円(同比8.7倍)。既存の蛍光灯用照明器具をしようできるため、G13口金タイプが人気。

有機EL照明器具の国内市場は、2011年は1.7億円、2012年見込は11億円で、2020年は1,085億円に拡大すると予測する。有機EL照明は2011年に照明器具の商用販売が開始され、参入メーカーのサンプル出荷や製品出荷も相次いで始まっている。市場拡大の鍵と考えられるのは、光源の性能向上とコスト低減。性能面では、照明用光源としての実用可能な水準まで段階的に向上されていく見通しである。コスト面では、光源の性能向上と連動して本格的な量産が始まれば、製造コストが大幅に下がるとみられる。

市場拡大初期は洗面台などの什器組み込み用照明、デザイン性の高いインテリア照明、薄さを活かした棚下灯やショーケース照明などから導入が進み、将来的にはベースライトやシーリングライトなどの主照明への採用が期待される。

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