双日と明電舎、回生電力貯蔵装置など香港地下鉄向け変電設備を受注

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※画像はイメージです
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双日と明電舎は、香港を拠点とするジーテック社と協力し、香港の地下鉄及び鉄道ネットワークを運営する香港鉄路向けに、鉄道変電設備を約25億円で受注した。今回受注した機器は、変圧器、開閉装置、回生電力貯蔵装置「キャパポスト」など変電設備一式。キャパポストの海外での受注は、今回が初めて。

キャパポストは、明電舎が独自に開発した電気二重層キャパシタを使用した電力貯蔵装置で、変電所に設置される。電車がブレーキをかける際、運動エネルギーを電気エネルギーに変換する事によって生じる回生電力を吸収し、他の走行中車両に供給することによって電力を再利用するもの。これにより消費電力を5~10%削減し、CO2排出量の削減にも貢献する。

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