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EV「日産リーフ」を活用、災害時向け給電システムを仙台市と実証実験

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日産自動車は、仙台市と共同で、電気自動車(EV)「日産リーフ」の駆動用バッテリーから公共施設へ電力供給するシステムについて、災害時の活用も視野に実証実験を実施すると発表した。

仙台市では、災害時にも安心な都市づくりの一環として、EVを移動・輸送手段だけではなく、その大容量バッテリーを活用した電力供給システムを同市内避難所や防災拠点へ導入することも検討している。そこで、本実証実験では、仙台市科学館に、同社の「日産リーフ」からの電力供給システム(LEAF to Home)を、公共施設向けとして試験的に導入し、ニーズや実用化に向けて必要な要件等の検証を実施する。システム製作メーカーの協力を得て、今年度中のシステム導入を予定している。「日産リーフ」から一般市民が利用する公共施設運営のための電力供給を行うのは、今回が初めて。

本システムは、電力制御装置(PCS: Power Control System)を公共施設の分電盤に接続し、コネクターを「日産リーフ」の急速充電ポートへ繋ぐことで、搭載している駆動用バッテリーから公共施設の一部への電力供給を可能にするもの。これにより、災害による停電時や電力が不足する時間帯等に、EVのバッテリーを蓄電池として活用することができるようになる。

同社では、8月に、24kWhと大容量の「日産リーフ」のリチウムイオンバッテリーの蓄電能力を活かし、一般住宅への電力供給を行うシステムを公開。この一般住宅への電力供給システムについて、開発・販売に関心を持つ幅広いパートナー企業と連携しながら、2011年度内の市場導入を目指している。今回の公共施設での実証確認は、その布石になると捉えている。

東日本大震災で大きな被害を受けた仙台市では、ガソリン供給が長期に渡って滞り、比較的早期に回復した電力をエネルギー源とするEVが大きく活躍した。この経験を踏まえ、エネルギーの多様化や、非常時にも活用できるエネルギーの確保を進め、災害時にも対応できる都市づくりに取り組んでいる。

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