> > 日立、路線バス用「EVバス運用管理システム」を開発

日立、路線バス用「EVバス運用管理システム」を開発

記事を保存

日立製作所は、路線バスへの電気自動車(EV)バス導入に向けた「EVバス運用管理システム」を開発した。

同システムは、新エネルギー導入促進協議会(NEPC)の助成事業「平成23年度次世代エネルギー技術実証事業」の実施先として採択され、2012年4月から2013年2月まで茨城県日立市で行うEVバス運用モデルプロジェクトの実証試験で、実走行を通じたフィールド実証を行う計画になっている。

また、同実証試験で使用するEVバスの充電方式に非接触給電式を採用することを決定。同方式を用いてのEVバスの充電は、既存の車庫・停留所への充電器の設置及び充電作業のためのスペースの制約など、EVバス導入への課題の解決に有効な手段といえる。

現在、自動車分野ではEV及びプラグインハイブリッド車(PHV)の導入が進んでいて、経済産業省「次世代自動車戦略2010」によると、2020年の乗用車販売台数に占めるEV、PHVの比率は、約15%になると見込まれている。

バスに関しても同様にで、電動化が進むと見込まれている。路線バス向けにEVバスを導入・普及させるためには、充電時間や航続距離を考慮した配車計画や路線設定など、EVバスならではの運用・管理が必要になる。また、乗用車型のEVの数倍の電力が必要であり、導入する地域の電力供給への影響を考慮した充電管理も必要になる。

今回、開発されたEVバス運用管理システムは、同社がこれまでバス利用者とバス事業者の幅広いニーズに対応してきたバストータルソリューションの実績をもとに、EVバスの路線バスへの導入に向けて開発したシステム。

主な機能として、多種多様なEVバスやEVバス用充電器のバス路線への導入に対応するため、路線内で運用されるEVバスの走行特性及びEVバス用充電器の仕様に合わせた運用管理を可能とする機能を搭載。

また、バッテリー管理機能として、EVバスに搭載されるバッテリーごとの充・放電の実績と、バッテリーの劣化状態の情報を監視・蓄積し、その情報に基づく運用計画の策定及びバッテリー交換時期の予測を行う機能、さらには冷房などの電装品の稼働状況、乗車人員及び渋滞状況などの情報を活用した消費電力を予測する機能も有している。

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.