古河電工、世界初 パルス放電による鉛バッテリ状態検知センサー開発

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古河電工と古河ASは共同で、パルス放電回路を搭載した車載用鉛バッテリ状態検知センサーを世界で初めて開発したことを発表した。同センサーの使用により、エンジン停止時やスターターモータを搭載していない車両においても、高精度な鉛バッテリの状態監視が可能となり、バッテリ上がり防止などに役立つ。今後、自動車の燃費改善やCO2削減のための発電制御やアイドリングストップ機能車への受注活動を行い、2015年までには世界シェアの10%以上の獲得を目指す。

バッテリの内部抵抗は、バッテリの放電性能、劣化度を把握するために非常に重要な指標となっている。従来、バッテリの内部抵抗は、エンジン始動時の電流、電圧応答から算出する方式が一般的だったが、この方式では、エンジン停止時や、スターターモータを搭載していない電気自動車(EV)/ハイブリッド車(HEV)では鉛バッテリの内部抵抗を測定することができなかった。

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