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スマート家電市場調査 5年後には家電11年比15%増、関連サービス64%増

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スマート家電市場調査 5年後には家電11年比15%増、関連サービス64%増

富士キメラ総研は、既存の家電にネットワーク接続機能の搭載や、基本性能の高機能化・高付加価値化などを図った「スマート家電」とそのポテンシャル市場を調査し、その結果を報告書「スマート家電/関連サービス市場の将来展望2012」として発表した。

これによると、スマート家電製品及び家電製品市場は、2017年に2011年比15.2%増の7兆4610億円、関連サービス市場は、同64.2%増となる9兆5300億円が予測され、エネ管理の需要増、エコマネジメントの成長、スマホ・タブレット向けサービスの拡大が見込まれる。

調査結果の概要は、以下の通り。

【1】スマート家電製品及び家電製品

東日本大震災後の電力需給問題を背景に、エネルギー管理への需要が高まっており、エコマネジメント領域を中心に市場が拡大していく見通し。

(1)エコマネジメント
LED/ELシーリングライトやHEMS、スマートメーター、スマートタップ、太陽光発電システム、EV、PHVなど環境配慮型製品が市場の拡大を牽引していく見通し。

(2)安心・安全/ヘルスケア
安心・安全領域は、ネットワーク対応製品の拡充と共に、カメラの高精細化や各種センサーなどの進化によって、利便性の高いセキュリティシステムの普及が加速する見込み。ヘルスケア領域は、より高性能なセンサーの採用とデータ活用サービスの拡充が進むほか、通信機能の搭載した製品が増えていくと考えられる。

(3)デジタルAVネットワーク
市場が急拡大しているスマートフォンは、様々な家電製品との連携が進むことでその位置付けが高まっており、各家電製品においてスマートフォンを軸とした製品展開が進む見込み。タブレット端末もマルチスクリーンのひとつとして使い分けられていくと考えられる。テレビはネットワーク利用がユーザー側ではあまり進んでおらず、デジタルAVネットワークの主役がテレビからスマートフォンに移りつつある。

【2】スマート家電関連サービス及び家電関連サービス

先行するデジタルAVネットワーク領域は、スマートフォンやタブレット端末向けのサービスが拡大を牽引していく見通しである。安心・安全/ヘルスケア領域では、セキュリティ意識や健康意識の高まりに伴い有料サービスの需要が拡大していくとみられる。電力需給問題を背景に需要が拡大するエコマネジメント領域も、小規模な市場規模ながら拡大が予測される。

(1)エコマネジメント
現状ではメインサービスの付加ビジネスとして市場が立ち上がっている。手軽なエコマネジメントとして位置付けられ、家庭内エネルギーの見える化や制御/管理ニーズの高まりを背景に、本格的な市場形成へ向かうとみられる。

(2)安心・安全/ヘルスケア
安心・安全は、ネットワークを介した各種防犯製品との連携や、掃除や庭の手入れなどホームサービスの提供といった事業領域の拡大が考えられる。ヘルスケアは、製品拡販を目的としたサービスが展開されているが、付加価値を高めた有料サービスも拡大していくとみられる。

(3)デジタルAVネットワーク
スマートフォンやタブレット端末向けのサービスが拡充していくと共に、テレビやPCも含めたマルチスクリーン化が進み、多様化するニーズに対応していくとみられる。

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