ホンダは、国際的な算出基準GHGプロトコルに基づいて、原料調達から廃棄まで含めたグローバルでの事業活動や顧客の製品使用時を含む、全ての温室効果ガス排出量を開示した。本基準に準拠した温室効果ガス排出量の開示は、世界の自動車業界で初となる。2011年度の同社の温室効果ガス総排出量は2億2,506万tだった。
2011年度の内訳は、「顧客の製品使用に関する排出」が87%、「原材料の調達、輸送、廃棄等による排出」が11.1%、「エネルギー利用による間接排出(工場やオフィスでの電力エネルギーの使用など)」が1.3%、「企業活動による直接排出(工場での重油の燃焼、社用車からの排出など)」が0.6%。