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トヨタ自動車、燃料電池バスから家電へ給電、外部電源供給システムを開発

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トヨタ自動車、燃料電池バスから家電へ給電、外部電源供給システムを開発

トヨタ自動車は、燃料電池バス(FCバス)の燃料電池で発電した電力を家電製品などに供給できる外部電源供給システムを開発した。本システムを活用し、家電製品などに3kWで連続して電力供給する場合、100時間以上使用することができる。

本システムは、中部国際空港、東京都心~羽田空港間、豊田市内などで運行している燃料電池ハイブリッドバス「FCHV-BUS」をベースに開発したもの。車内に交流電力(AC100V、1.5kW)を出力するコンセントを2箇所設置し、最大出力3kWの電力を供給する。

水素を利用し電気エネルギーに変換して走行する燃料電池自動車(FCV)は、エコカーの一つとして目されている。FCVは電気自動車(EV)などに比べ大容量の電力供給が可能で、中でも水素搭載量が大きいFCバスは、災害時の避難所などでの移動電源車として活用が期待されている。

同社では、FCバスから建物の電気配線を通じて電力を供給するV2Hシステム(Vehicle to Home)の開発も進めており、最大出力9.8kWで、連続約50時間の電力供給能力を目指している。この供給量は、学校体育館における照明電力の約5日分に相当する。今後は、経済産業省の「次世代エネルギー・社会システム実証事業」として採択されている「豊田市低炭素社会システム実証プロジェクト」の一環として、2013年度から2014年度にかけて、災害時に避難所となる施設への電力供給を想定した実証実験を行う予定。

なお、今回開発した外部電源供給システムを搭載したFCバスは、外部電源供給システムを搭載したプラグインハイブリッド車(PHV)とともに、9月2日に実施される愛知県・豊田市総合防災訓練の「非常時電源供給訓練」において、防災本部テント内の約20台の情報モニターに電力を供給する。

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