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JAL、エコ運航で航空機のCO2排出削減

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JALエコジェット

欧州委員会は2006年末からEU域内を離着陸する航空機を対象に温室効果ガスの排出規制を導入。航空会社に2004~2006年のCO2排出量の平均値を基準とした排出枠を割り当て、これを超えた航空会社はEUの取引市場で排出権を買い取り、排出超過分を補う必要がある。EU域内の空港を発着してEU域外と結ぶ全ての国際線に2012年から適用予定。

日本航空が02年から始めた「空のエコ」プロジェクトを強化した。
これまでの気候変動メカニズムの解析サポートなどの活動に加えて、航空機のCO2排出削減の強化に取り組む。また、環境活動の象徴として、緑色の尾翼のJALエコジェットを国内線で1機就航させた。

同社の2010年度までのCO2の削減目標は、有効トンキロ輸送量あたり20%(1990年対比)。
航空機の軽量化や燃費効率の向上に努めるとともに、テイラード・アライバルという環境配慮型の運航法も採用した。

これは空港接近時に巡航高度から高度を滑らかに下げていく方式。従来は、高度を下げてはエンジンの推力を上げて高度を一定に保ちながら管制官の指示を待ち、階段を下るように着陸するのが一般的だが、この方法は一定高度を保つ時に余計な燃料を消費してしまう。

新着陸方式は、着陸1時間半前から航空機と管制が情報交換し、管制が連続的に降下できる航路を指定。その経路を自動操縦装置により、グライダーのように着陸する。エンジンの推力を従来法の半分以下に抑えたまま高度を下げることができるため、1便あたり7000㎏のCO2排出量を削減できる計算だという。

新着陸方式は、6月からサンフランシスコ空港行きの便で導入されている。

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