> > グリーンオリンピックでスポンサー企業「環境ブランド力」競う

グリーンオリンピックでスポンサー企業「環境ブランド力」競う

記事を保存

スポーツの祭典もいまや環境抜きで語ることはできない。1984年のロス五輪が「商業化」の先鞭をつけたとすれば、北京は「グリーン化のマイルストーン」といわれるようになるかもしれない。五輪を支えたスポンサー企業に環境配慮の取組みを聞いた。

松下電器、Panasonicブランドで地球にやさしいAV機器を過去最多納入!

松下電器、Panasonicブランドで地球にやさしいAV機器を過去最多納入!

Panasonicのアストロビジョン

推定45億人が視聴した北京オリンピック。アスリートと観客を1つにつなぎ、会場の情熱や躍動感、感動を橋渡ししたのが、日本で唯一のスポンサー、Panasonic(松下電器)だ。同社は1988年のカルガリー冬季オリンピックから20年にわたってオリンピックを支え続けている。

北京大会で納入したのは、大型映像機器アストロビジョン(18会場、25画面)、音響システム「ラムサ」(41会場、284システム)、薄型テレビ「ビエラ」(約1万台)、セキュリティカメラ(約2000台)、各種放送機器(デッキ250台、カメラ100台、モニター1500台)など。今回の納入合計台数はこれまででもっとも多く、2004年のアテネ大会の1.7倍だ。

「北京オリンピックで使われる機器の環境性能を向上させることでグリーンオリンピックに貢献していきたい」と松下電器コーポレートコミュニケーション本部。同社は昨年4月、中国でも「環境貢献企業」になることを目指し、全社を挙げた「中国エコプロジェクト」をスタートさせている。

Panasonicが提供する"グリーンオリンピックのポイント"

(1)省エネ・ビジョン
 スタジアムに設置されたアストロビジョンのディスプレイパネルに高輝度発光ダイオード(LED)を採用。1996年のアトランタオリンピックで使用された製品(蛍光灯)に比べて消費電力は25%以下。

(2)半導体メモリーでCO2を削減
 放送用半導体メモリー・ニュース取材システム「P2HD」は、映像をビデオテープではなく、書き換え可能なP2メモリーカードに記憶する。消費電力の削減効果は50%以上。また最終的に捨てられるテープの交換も不要。放送局1社当たりのCO2排出削減量はおよそ2トン。

(3)鉛フリーディスプレイ
 鉛中毒などの原因となる鉛をディスプレイパネルに使わず、その代替物質としてビスマスを使用。無鉛のプラズマディスプレイパネルの製造は極めて難しいとされる中、同社は2006年、世界で初めて鉛フリーを実現している。

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.