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住友電工、ドイツとロシアの超電導ケーブルプロジェクトに高温超電導線提供

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住友電工、ドイツとロシアの超電導ケーブルプロジェクトに高温超電導線提供

住友電気工業は、同社のビスマス系高温超電導線「DI-BSCCO Type HT-CA」が、ドイツの交流超電導ケーブルプロジェクト「AmpaCity」プロジェクトとロシアの直流超電導ケーブルプロジェクトに採用されたと発表した。

「DI-BSCCO Type HT-CA」は、高臨界電流特性を有しながら、銅合金をラミネートすることにより高い強度をそなえた高温超電導線。これまでロシアでの交流超電導ケーブルプロジェクトや中国での直流超電導ケーブルプロジェクトなどに採用されてきた。

今回、ドイツの「AmpaCity」プロジェクトは、ドイツの電力会社RWE Deutschlandとドイツの超電導ケーブル製造会社Nexans社、及び The Karlsruhe Institute of Technologyが、ドイツの連邦経済技術省の一部資金を受けて実施するもの。ドイツ・エッセン市の中心地で、2つの変電所を長さ1kmの交流超電導ケーブルで結ぶ。2013年に、超電導ケーブルの布設、受け入れ試験が行われ、その後少なくとも2年間、電力網の一部として実証運転される予定。同社は、同プロジェクトに使用する約80kmの「DI-BSCCO Type HT-CA」の製造を開始し、2013年初までにNexans社に納入する。

また、ロシアの直流超電導ケーブルプロジェクトは、ロシアの電力会社FGC UES (Federal Grid Company of Unified Energy System)と、その研究開発部隊であるR&D Center @ FGC UESが実施するもの。ロシア・サンクトペテルスブルグ市で、2つの変電所を長さ2.5kmの直流超電導ケーブルで結ぶ世界初の試み。2015年に、超電導ケーブルが布設され、その後、電力網の一部として実証運転される予定。同社は、同プロジェクトに使用する約100kmの「DI-BSCCO Type HT-CA」の製造を開始し、2013年の春までに納入する。

同社は、2004年にビスマス系高温超電導線の工業製品化に成功して以来、機械強度など顧客ニーズに対応した複数種類の高温超電導線「DI-BSCCO」を量産、販売をしている。

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