福島県相馬市の被災農地で転炉スラグ入り肥料の除塩有効性を検証

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※画像はイメージです
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新日鉄住金は、2013年度より東京農業大学、相馬市、JAそうまにより立ち上げられた「そうまプロジェクト」に対し、転炉スラグ肥料を提供する。同プロジェクトでは、50ha程度の被災大規模農地で転炉スラグ肥料を活用し、現状は復興指定資材ではない転炉スラグ肥料の除塩対策の有効性を確認することになっている。

新日鐵住金は、福島県相馬地域において津波被害農地の除塩対策に取り組む東京農業大学に対して転炉スラグ肥料を約20トン無償提供し、研究に協力してきた。同大学では、2011年5月よりイチゴハウス、同年9月より水田1.7haに対して転炉スラグ肥料を施肥した結果、同肥料が迅速かつ効率的な除塩に極めて有効な方法であることが実証され、相馬方式(東京農大方式)を確立している。

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