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三菱レイヨン、排水処理で中国に進出 浙江省に研究拠点を設立

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三菱レイヨンは、中国における産業排水に有効な「膜分離活性汚泥法(MBR)」を中心とする排水処理技術の確立を目的に、浙江清華長三角研究院との共同研究を行う「浙江清華長三角研究院-MRC膜分離水処理技術研究センター」を浙江省に設立した。

同社は、同研究センターで、中国での水環境課題となっている染色、養豚、製薬をはじめ産業排水の処理に関する研究開発を行う。この研究開発を現地化することにより現場に応じた技術的課題を明らかにし、同社が強みを発揮する市場を見極めて各々の処理技術を確立し、現場への適用を推進していきたい考えだ。

研究開発に加えて、同研究所において中国市場向けに最適化した濾過材料、浄水器を開発することにより、家庭用浄水器「クリンスイ」事業の中国展開を強化。また、同研究所に設置した分析装置を活用し、中国現地顧客への技術サービスの向上を図る。

浙江清華長三角研究院(浙江省)は、清華大学が関わる4つの地方研究院(北京、河北、深セン、浙江)の1つで、浙江省人民政府と清華大学により2005年に共同設立された独立行政法人。中国で最も経済が発達し、人口密度が高く、工業企業が集中している長三角地域に位置し、地域の経済発展・社会発展のニーズに向けた科学技術の実用化を主要目標としている。

同院に置かれた「生態環境研究所」は、浙江省の重点研究室に指定されており、膜分離技術を活用した排水・浄水技術の実用化を研究している。同社とは、2012年4月より浙江省の重点環境課題である染色排水処理に関する現地試験を共同で実施しており、すぐに成果が活かせる体制で研究を進めている。

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