> > 商工中金が九州のメガソーラーに低金利で融資 地域金融と協調

商工中金が九州のメガソーラーに低金利で融資 地域金融と協調

記事を保存

商工組合中央金庫久留米支店は、筑後川砂利砂協業組合(福岡県久留米市)に対して、筑後信用金庫、筑邦銀行と協調して、メガソーラー(大規模太陽光発電所)事業の実施に必要となる資金を融資したと発表した。

本件は、国の再生可能エネルギーの固定価格買取制度の趣旨を踏まえ、同制度の対象となる事業者を支援するために、商工中金が長期プライムレート(金融機関が信頼度の高い一流企業に長期で貸し出すときの最優遇貸出金利)を踏まえて資金を貸し出す「再生可能エネルギー推進支援貸付」を活用した案件となる。また、本貸付では、環境対策に取り組む中小企業組合等を支援するため、都道府県中小企業団体中央会の推薦がある場合は、金利等の優遇措置を設けている。同組合は、福岡県中小企業団体中央会の推薦を受けており、この優遇措置も適用されている。

筑後川砂利砂協業組合は、砂利砂採取を発祥に、現在はコンクリート二次製品製造業を営んでおり、地域公共事業に大きく寄与している。今般、製品置場として利用していた福岡県久留米市の広大な遊休地(26,920m2)を活用し、メガソーラー事業を開始した。本メガソーラーの最大出力は1,992kW。平成25年3月に竣工し、4月より九州電力に売電している。総投資額は約6億円(土地は自己所有)、借入調達は合計6億円。

商工中金の「再生可能エネルギー推進支援貸付」では、固定価格買取制度の対象となる事業者は、再生可能エネルギー源を用いた発電にかかる設備資金や売電事業等にかかる運転資金を証書貸付により借り入れることができる。貸付期間は、10年以内(全期間固定金利・据置3年以内)、20年以内(当初10年間固定、11年目以降5年毎見直し・据置3年以内)。但し、運転資金は10年以内。

貸付利率は、10年以内が長期プライムレート+0.2%以上、10年超は当初10年が長期プライムレート+0.5%以上、11年目以降は見直し時点の長期プライムレート+0.2%以上。変動金利商品もある。、中央会の推薦がある場合、これらの貸付利率について、0.2%の優遇措置を設けて、10年以内の場合は「長期プライムレート以上」、10年超の場合は「当初10年は長期プライムレート+0.3%以上、11年目以降は見直し時点の長期プライムレート以上」としている。

商工中金と筑後信用金庫、筑邦銀行は、金融円滑化ならびに地域経済活性化のために必要なノウハウを共有し、協力し合う旨の業務協力文書を締結し、地域金融機関相互の連携に力を入れている。

商工中金は、「持続可能な社会」の実現に向けて、金融商品・サービスの提供を通じて、再生可能エネルギーによる発電に取り組む事業者を積極的にサポートし、環境関連産業の育成に貢献していくとしている。また、こうした協調融資への取り組みを通じて、地域金融機関と連携し、中小企業の金融の円滑化を図り、地域経済の発展にも貢献していく考えだ。

【参考】
商工中金 - 「再生可能エネルギー推進支援貸付」筑後川砂利砂協業組合の実施する太陽光発電(メガソーラー)事業に対し、地域金融機関と協調して融資実施!

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.