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福島県沖の浮体式洋上風力発電、組立て完了し曳航開始

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福島県沖の浮体式洋上風力発電、組立て完了し曳航開始

福島洋上風力コンソーシアムは、「福島復興・浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業」について、第1期実証研究事業のうち「2MWダウンウィンド型浮体式洋上風力発電設備1基」の組立作業を完了し、福島県に向けて曳航を開始した。

小名浜港に到着後、7月上旬から電気工事・電気系試験を実施。7月下旬~8月初旬に実証研究実施海域への浮体曳航・係留作業を実施する。

同事業は、丸紅をプロジェクトインテグレータ、東京大学をテクニカルアドバイザーとする11社からなるコンソーシアムが2012年3月に経済産業省から受託したもので、福島県沖の海域に、浮体式風力発電機3基と洋上サブステーション1基を建設する。

2011年度から開始した第1期実証研究事業では、「2MWのダウンウィンド型浮体式洋上風力発電機1基」と「66kV浮体式洋上サブステーション」「海底ケーブル」を設置。

2013年度から2015年度にかけて行なう第2期実証研究事業では、「7MW級浮体式洋上風力発電機2基」を追加設置する予定。このうち三井造船は、第1期の2MWのダウンウィンド型浮体式洋上風力発電機1基の設計~製作から設置までを手がけている。

実証研究の目的は、世界最大級の浮体式ウィンドファームを実現するため、当該発電所に係る要素技術の開発を行い、福島県沖で浮体式洋上風力発電システムの実証研究を実施することにより、浮体式洋上風力発電所の安全性・信頼性・経済性を明らかにするとともに、浮体式洋上風力発電の共通基盤を整備すること。

なお、現時点で「66kV浮体式洋上サブステーション」は、浮体式洋上サブステーションの製作、実証研究実施海域におけるアンカーチェーン設置を完了。7月上旬、南本牧埠頭より実証研究実施海域への曳航開始。7月中旬に実証研究実施海域での浮体係留作業を実施する。

また「海底ケーブル」は、古河電気工業千葉事業所から福島県小名浜港へのケーブル輸送完了、海底ケーブル敷設・埋設中。7月下旬~8月下旬にライザーケーブル積込、実証研究実施海域において敷設・埋設、8月にケーブル接続、9月上旬に試運転を開始する。

【参考】
ニュース - 経産省、再生可能エネルギーの推進など平成25年度予算案を公表(2013/2/7)
コラム - 話題の浮体式洋上風力とは(2012/11/20)
ニュース - 浮体式洋上風力発電施設、建築基準法の適用除外(2012/8/8)

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