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シャープ、薄型TVに使われるプラスチックのリサイクル技術を開発

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シャープ、薄型TVに使われるプラスチックのリサイクル技術を開発

シャープは、関西リサイクルシステムズ(KRSC)と共同で、製造メーカーや使用年数が異なる使用済み薄型テレビから回収したプラスチック(PC+ABS樹脂)から生成される再生材を、新品材料と同等の特性に回復させるリサイクル技術を開発した。

今年5月よりKRSC第2工場で回収した使用済み薄型テレビに同技術を導入し、その再生材を今月発売した同社製の車載用プラズマクラスターイオン発生機の部材に採用した。今後は、薄型テレビ廃棄量の大幅な増加に対応し、シャープ製品部材への同技術の採用を進めるとともに、「自己循環型マテリアルリサイクル技術」の対象素材を拡大していきたい考えだ。

シャープは、家電4品目(洗濯機、冷蔵庫、エアコン、テレビ)のうち、洗濯機、冷蔵庫、エアコンに多く使われているプラスチック(PP/ポリプロピレン樹脂、PS樹脂/ポリスチレン樹脂)をリサイクル処理し、その再生材を製品部材として繰り返し利用する「自己循環型マテリアルリサイクル技術」を、2001年以降、順次実用化してきた。一方、薄型テレビの筐体には、剛性や耐衝撃性、難燃性などの特性が高いプラスチック(PC+ABS樹脂)が多く使われているが、長期使用によりこれらの特性が低下するため、従来のリサイクル技術では製品部材として再生利用することは困難だった。

なお、「PC+ABS樹脂」は、ポリカーボネート(PC)とアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)を混合した樹脂材料。ただし、無塗装の廃材に限る。また、関西リサイクルシステムズは、シャープと三菱マテリアルなど6社が共同出資している家電リサイクル会社。

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