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秋田県能代港で洋上の風況観測に関する新技術の実験開始

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秋田県能代港で洋上の風況観測に関する新技術の実験開始

大林組と大森建設(秋田県能代市)は、秋田県能代港において、簡易に精度良く、かつ低コストで洋上の風況を観測できる技術開発のための実験を行うと発表した。

本開発では、両社が持つ風況観測に関する技術を持ち寄り、上空の風を観測する装置「ドップラーライダー」を搭載した小型の風況観測浮体による観測とシミュレーションの併用により、洋上の風況を確認できる洋上風況観測技術の確立を目指す。

本開発は、NEDOが公募した「風力等自然エネルギー技術研究開発(洋上風力発電等技術研究開発)[洋上風況観測技術開発]」の共同研究先として選定され実施するもので、地元自治体などの関係機関の協力を得ながら、ドップラーライダー搭載の風況観測浮体や、防波堤上および陸域の風況情報を収集し、解析手法との併用によって、洋上での風況を簡便に観測可能な風況観測システムを開発するもの。開発期間は2016年2月まで。

本開発では、大林組が東京スカイツリー¯建設時に建設地上空の風予報システムを開発したノウハウなどを活用して行う。ドップラーライダーは、上空に向けて光波レーザーを照射し、大気中に浮遊する微細な塵埃(エアロゾル)からの反射光を分析することで上空の風を観測する装置をいう。実験場所となる秋田県能代港は、洋上風力発電に適した良好な風況が期待される。

大林組は、これまでも、NEDOが開発した風況シミュレーションソフトのプログラミングに参加し、独自の風況予測解析手法の開発にも取り組んできた。今後、多数の参入が見込まれる風力発電事業の事業者へのソリューション提案に活かしていく。

大森建設は、これまでの海洋工事および陸上での風況観測の実績を踏まえ、今後、洋上での実用的な風況観測システムの構築に参画していく。

既に洋上風力発電は、欧州において大規模な建設が行われている。日本でも長い海岸線を活かした洋上風力発電の導入が期待され、各地で風況観測タワーを設置し、風力発電実証試験が開始されている。

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