> > 伊藤忠テクノ、OCPと契約 データセンター向けの省エネ・低コストなシステム提供

伊藤忠テクノ、OCPと契約 データセンター向けの省エネ・低コストなシステム提供

記事を保存

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は、データセンター向けハードウェアを標準化・オープンソース化し、大規模データセンターに最適なハードウェアを設計・提供するための運営団体「Open Compute Project Foundation」と、国内で始めてSolution Provider契約を締結した。

OCP(Open Compute Project)はスケーラブルなコンピューティングにとって、最も効率の良いサーバ、ストレージ及びデータセンターなどを設計・提供していくためのエンジニアコミュニティ。データセンター向けに最適化された設計により、低消費電力・低コストでのシステムの提供が可能になる。消費電力は従来型製品と比べ約10%削減でき、21インチラックを採用することで19インチラックより高い集積率を実現した。

 

また、障害時のパーツ交換手順を簡素化することで、データセンターでの運用に適したメンテナンスが可能となる。CTCは、OCPが正式に認定する製品の販売・設計・構築・保守を2014年4月に開始する。

 

米国では、データセンター向けに最適化された低価格・低消費電力製品の需要が拡大しており、特に多くのコンピュートリソースを必要としている大規模クラウドサービス事業者を中心に、各種最適な仕様をコミュニティで規定し、特定ベンダーに依存することのない機器の調達を進めている。

 

OCPは米国Facebook社が2011年に開始したプロジェクトで、運営団体としてOpen Compute Project Foundationが設立された。サーバやラック、電源装置や冷却設備、ストレージやネットワークスイッチの設計図のオープンソース化が進められており、現在ではFacebook社などのユーザー企業に加え、多くの大手ハードウェアベンダーやソフトウェアベンダー、SI企業がOCPに参加している。

 

日本国内では、電力料金の値上げに伴い、電力消費量が多いデータセンターでは、消費電力の削減が課題となっている。また、クラウドの普及によって、需要拡大に伴う処理性能の向上と低コストを実現できる経済性も必要とされている。今回Solution ProviderとなったCTCは、OCPの仕様に基づいた製品を提供するManufactureからOCP認定製品を仕入れ、キッティング、ラッキングを行い顧客に提供することができる。

 

OCPからの最新のデータセンター向け技術情報の入手とOCPが認定する製品を顧客に提供することが可能となり、顧客が求めているデータセンターに適したシステムの提供や、ハードウェアも含めたオープン化のニーズに対応することが可能となる。

 

【参考】
Open Compute Project Japan - トップページ

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.