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日本、南鳥島沖で海底資源の独占探査権利を取得 コバルトや白金など

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日本、南鳥島沖で海底資源の独占探査権利を取得 コバルトや白金など

JOGMEC(独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構)は1月27日に、国際海底機構の承諾を得て、南鳥島の南東沖約600kmに位置する公海域でのコバルトリッチクラストの独占探査権利を取得した。期間は15年間。

今回日本が確保した探査鉱区は1つが20平方キロメートルからなるブロックが150集まったもので、全部で3,000平方キロメートルのエリア。これまで日本はコバルト・ニッケル・白金等のレアメタル資源を海外供給に依存していたが、今後の探査結果によっては、国内からの調達が期待できる。

コバルトリッチクラストが分布する海山イメージ及び調査状況

コバルトリッチクラストが分布する海山イメージ及び調査状況

JOGMECは経済産業省からの調査依頼を受け、昭和62年から北大西洋での鉱床調査を実施していた。平成24年7月に国際海底機構のコバルトリッチクラストの探査規則が制定されたことで、同時期にJOGMECは南鳥島での探査を申請。平成25年7月に国際海底機構理事会で承認を得て、今回の南鳥島での探査契約締結に至った。

コバルトリッチクラストの探査契約調印は、同探査規則が制定されてから、日本が最初の事例となる。

コバルトリッチクラストとは、水深1,000~2,000mの海山の頂部や斜面を、厚さ数cm~数10cmでアスファルト状に覆っている、コバルト・ニッケル・白金等のレアメタルを含む鉄・マンガン酸化物のこと。

(左)海山表面のコバルトリッチクラスト分布状況 (右)コバルトリッチクラストの断面

(左)海山表面のコバルトリッチクラスト分布状況 (右)コバルトリッチクラストの断面

【参考】
JOGMEC - 国際海底機構とコバルトリッチクラスト探査契約に調印

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