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豊田通商、独スクラップ会社に資本参加 世界のリサイクル事業への橋頭保に

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豊田通商株式会社は、4月9日、独のスクラップ事業会社ショルツ株式会社の株式の39.9%を、創業家である株主のショルツファミリーから取得することを合意した。同社への出資で日本以外のリサイクル先進地域である欧州の技術や仕組みへアクセスできることになり、リサイクル事業の世界展開へ向けた大きな一歩となる。

今後、既存取引銀行による継続的支援についての合意取得および欧州委員会への申請・審査等を経て、今年6月末頃の手続き完了を予定している。株式取得後は、ショルツ社取締役会に対し、取締役を派遣する予定だ。

独・ショルツ社は、金属スクラップの取扱い量で世界第2位のスクラップ事業会社。使用済み自動車を含むリサイクル対象物からの資源回収ネットワークを欧州を中心に世界26カ国に展開している。近年では、破砕機から排出される残渣から、金属をはじめとする資源回収を目的とする高度選別に力を入れており、資源リサイクル分野における先駆的位置付けにある。

豊田通商は、中期経営計画において「リサイクル事業の世界展開」を掲げている。これまでも自動車リサイクル分野では、今年2月にトヨタ自動車、昭和メタルなどと連携し、中国国内で圧倒的な台数(2012年末 約520万台)を保有し環境規制強化の面からELV量増大が見込まれる北京で自動車解体リサイクルを行う北京博瑞聯通汽車再循環利用科技有限公司へ経営参画し、昨年12月30日でに、豊田通商グループとして32%の出資をしている。

また、3月には、トヨタ自動車、矢崎総業ほか中部地区解体業者8社と連携し、車両から取り外したワイヤーハーネスから、新品銅とほぼ同様に使用できる品質の銅純度99.96%の素材を生産可能にするCar to Carリサイクル技術を世界で初めて開発。先端ビジネスモデルの開発に努めている。

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