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環境省の低炭素化技術開発・実証が決定 浮体式洋上風力×水素生成など

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環境省は、「平成26年度CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」の採択案件6件を発表した。同事業は、将来的な地球温暖化対策の強化につながるCO2排出削減効果の優れた技術の開発・実証を主導し、CO2排出量の大幅な削減を目指すもの。補助率は最大1/2。予算は1課題・単年度当たり3,000万円~5億円程度(補助金の場合は交付額として)。実施期間は原則3年間以内。

採択案件の内訳は、交通低炭素化技術開発分野3件、再生可能エネルギー・自立分散型エネルギー低炭素化技術開発分野2件、バイオマス・循環資源低炭素化技術開発分野1件。各事業の概要は以下の通り。

交通低炭素化技術開発分野対象分(3件)

  • 事業名
    燃料電池フォークリフトの実用化と最適水素インフラ整備の開発・実証事業
  • 代表事業者
    豊田自動織機
  • 概要
    高い環境性能と経済性を両立する燃料電池フォークリフトの実用化モデルの開発、高圧水素を配管で離れた場所にある複数のディスペンサー(屋内含む)へ供給する最適水素インフラ整備の構築を行う。
  • 事業名
    EVバス早期普及にむけた充電設備を乗用車と共用するワイヤレス充電バスの実証研究
  • 代表事業名
    東芝
  • 概要
    乗用車PHEV(プラグインハイブリッド自動車)/EV(電気自動車)向けワイヤレス充電において国際標準化を見込む周波数を用いて、EVバスと乗用車EVで共用可能なワイヤレス充電地上設備を含めたシステムを開発し、企業用連絡EVバスの運行等による実証を行う 。
  • 事業名
    浮体式洋上風力発電の点検用小型船舶の低炭素型船舶(燃料電池)の技術開発・実証
  • 代表事業名
    戸田建設
  • 概要
    燃料電池を利用した低炭素型小型船舶のスケールモデルを製作し、浮体式洋上風力発電の余剰電力により生成した水素を活用した実証研究を行う。

再生可能エネルギー・自立分散型エネルギー低炭素化技術開発分野対象分(2件)

  • 事業名
    集光型太陽熱発電(CSP)システムに関する技術開発
  • 代表事業名
    バブコック日立
  • 概要
    「低コスト太陽熱集熱システム」「高温蓄熱システム」「全体システム最適化」の技術開発を中心に、従来よりも高温の蒸気による高効率化と、蓄熱システムを最適に制御することで、安定した電源供給を実現する太陽熱発電システムの技術開発を行う。
  • 事業名
    3D レーダ技術を活用したバードストライク対策システムの開発・実証
  • 代表事業名
    キーコム
  • 概要
    風車に接近する希少猛禽類を高精度 3D レーダで捕捉して、種を識別するとともに、衝突リスクを分析し、リスクが高い場合には風車の回転制御等を行うことで、バードストライクを回避するシステムの開発・実証を行う。

バイオマス・循環資源低炭素化技術開発分野対象分(1件)

  • 事業名
    低濃度エタノール燃料使用高効率改質エンジン等革新的バイオエタノール利用技術の開発
  • 代表事業名
    宮古島新産業推進機構
  • 概要
    低濃度含水エタノール燃料で駆動し、エタノールの保有エネルギーの 50%以上を動力に転換するエンジンの開発・実証を行う。

【参考】
環境省 - 平成26年度CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業の採択案件について

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