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北海道と佐賀県、小水力発電の候補地を公表 新たに補助事業も公募開始

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北海道と佐賀県、小水力発電の候補地を公表 新たに補助事業も公募開始

北海道と佐賀県は、小水力発電の候補地を公表した。それぞれの地点での有効落差や最大使用水量、最大出力、発電発電電力量などについて、リスト化している。

北海道の候補地は概算事業費つき

北海道内の土地改良区や市町村では、ダムや用水路などの農業水利施設を活用した小水力及び太陽光発電に係る検討・調査を行っており、平成25年度に簡易な検討や概略調査などを行い、今回、農業水利施設を活用した小水力等発電に係る調査地区リストを取りまとめた。

本リストでは、小水力発電に係る候補地17地点、太陽光発電に係る候補地2地点を調査した結果を紹介している。小水力発電の候補地16地点については、概算事業費も試算している。

なお、北海道では、このリストに掲載されている各地区とも、必ずしも発電施設の整備が見込まれているということではなく、また、今後の追加調査等により、地区を加除したり内容を変更したりすることがあるとしている。

佐賀県では導入時シミュレーションも

佐賀県では、エネルギー自給率の向上やエネルギーの多様化などの観点から、再生可能エネルギー等の加速度的普及を目指している。この一環として、県内での小水力発電の普及を目指し、平成25年度「農業水利施設を活用した小水力発電導入可能性調査」を実施した結果を公表した。

この調査では、平成24年度に佐賀大学が実施した「農山漁村再生可能エネルギー導入可能性等調査事業」によって選定された候補地点と周囲を対象に、これらの地域の地理的・地形的特性に応じた流量データ等の情報を取得し、実際の水量や水路形状など、現地調査を行い、より小水力発電の設置可能性のある地点を抽出した。8地点について、小水力発電を導入した場合のシミュレーションも行い、リストとしてまとめている。

実証や調査への補助事業が開始

各地で小水力発電の導入に向けた取り組みが活発する中、一般社団法人新エネルギー導入促進協議会(NEPC)は、小水力発電の導入促進を図るための実証事業や調査事業等に補助金を交付する。「平成26年度小水力発電導入促進モデル事業費補助金」として5月28日(水)から公募を行う予定。概要は以下の通り。

  • 事業名
    平成26年度小水力発電導入促進モデル事業
  • 補助対象事業者
    水車又は発電機の製造納入実績(ただし、設備の一部を改良し、新たに納入した実績も含む)のある小水力発電設備メーカーと発電事業者(民間事業者等、非営利民間団体、又は地方公共団体等)の共同申請等が対象。
  • 補助対象事業
    小水力発電の導入促進を図るため、試験設備を用いた実用化に向けた実証事業であって、交付要件、規模要件等を満たす設備を導入し実証試験を実施する事業に対し、費用の一部を補助する。
  • 補助率
    補助対象経費の2/3以内
  • 事業名
    平成26年度小水力発電事業性評価調査
  • 補助対象事業者
    水力発電設備を運営する発電事業者、又は小水力発電事業への参入を計画している発電事業者(民間事業者等、非営利民間団体及び地方公共団体等)が対象。
  • 補助対象事業
    事業化に向けた事業性評価を実施するために必要不可欠な諸調査、設計及び調査結果を基に事業性の評価までを実施する事業であって、交付要件、規模要件等を満たす事業に対し、費用の一部を補助する。
  • 補助率
    補助対象経費の1/2以内。但し、1件当たりの補助金の上限額は5,000千円とする。

公募実施期間は5月28日(水)~8月29日(金)を予定。公募要領等は、公募開始日に協議会ホームページに掲載する予定。また、公募説明会の日程等については、別途通知する。

【参考】
北海道 - 農業水利施設を活用した小水力等発電に係る調査地区について
佐賀県 - 農業水利施設を活用した小水力発電導入可能性調査結果
NEPC - 小水力発電導入事業費補助金の公募予告について(PDF)

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