日本の「真夏日」、特に西日本で増えていく 環境省が気候変動を予測

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 棒グラフ:現在気候との差(青:RCP2.6、緑:RCP6.0、赤:RCP8.5)
 エラーバー:年々変動の標準偏差(棒グラフがないもの:現在気候)
棒グラフ:現在気候との差(青:RCP2.6、緑:RCP6.0、赤:RCP8.5) エラーバー:年々変動の標準偏差(棒グラフがないもの:現在気候)

環境省は、地球温暖化に対する政府全体の取り組み「適応計画」策定(平成27年度夏頃に閣議決定の予定)に向けて、日本国内における気候変動影響評価のための気候変動予測を行い、その結果を公表した。

21世紀末の日本周辺における気候について補足的な予測計算を行い、現在の気候(1984年9月~2004年8月)と将来の気候(2080年9月~2100年8月)を比較したところ、「平均・最高・最低気温」はいずれも高くなり、全国の年平均気温は最大で平均4.4℃上昇する。「真夏日の年間日数」は最大平均52.6日増加し、「真冬日の年間日数」は最大平均15.4日減少する。大雨による降水量は最大平均40.5%増加するという結果が得られた。

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