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中・小水力発電開発への補助事業、交付先が決定 8件全てが採択

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新エネルギー導入促進協議会(NEPC)は、平成26年度補助事業として「中小水力・地熱発電開発費等補助金(中小水力発電開発事業)」に係る公募を実施し、交付先を決定した。

小水力発電は、安定的で環境負荷の少ないエネルギーとして開発が急がれているが、開発地点の小規模化・奥地化に伴い、建設単価が増し、発電原価が割高になる等の課題がある。同事業は経済性の劣る中小水力発電施設の設置に要する費用の一部を補助し、初期発電原価を引き下げることで開発の促進を図るもの。

対象は「水力発電施設の設置等事業」と、「水力発電施設の設置等に係る新技術の導入事業」の2事業に区分される。補助率は、前者の場合は中小水力発電施設の設置等に要する費用の10~20%(特例で10%割増有)、後者の場合は最大で新技術導入補助対象部分の50%である。

また、近年、台風等による災害により、水力発電施設の損壊が生じており、こういった事業者等の責に帰することができない損壊に対しても、同補助金交付の対象としている。ただし、復旧に伴い水車・発電機等を改造し、出力が増加する場合に限られる。

今回の公募によって集った事業先は8件であり、その全てが交付先に決定した。

  • 成瀬発電所建設事業
    成瀬ダム建設事業の一環として、成瀬ダム右岸から最大4.8立方メートル/秒の取水を行うダム式発電所建設事業、事業者は秋田県。
  • 胎内第四発電所建設事業
    胎内川総合開発事業の一環として、奥胎内ダム右岸から最大7.0立方メートル/秒の取水を行うダム式発電所建設事業、事業者は新潟県。
  • 八ッ場発電所建設事業
    八ッ場ダム建設事業の一環として、八ッ場ダム左岸から最大13.6立方メートル/秒の取水を行うダム式発電所建設事業、群馬県企業局。
  • 平瀬発電所建設事業
    山口県が実施する錦川総合開発事業の一環として、平瀬ダムから最大4.0立方メートル/秒の取水を行うダム式発電所建設事業、事業者は山口県企業局。
  • 新桂沢発電所建設事業
    幾春別川総合開発事業の一環として、新桂沢ダム左岸から最大23.5立方メートル/秒の取水を行うダム水路式発電所建設事業、事業者は電源開発。
  • 津軽発電所建設事業
    津軽ダム建設事業の一環として、津軽ダム右岸から最大15.0立方メートル/秒の取水を行うダム式発電所建設事業、事業者は東北電力。
  • 新甲佐発電所建設事業
    甲佐発電所の再開発により、最大35.0立方メートル/秒の取水を行う水路式発電所建設事業、九州電力。
  • サンル発電所建設事業
    天塩川総合開発事業の一環として、サンルダム右岸から最大5.9立方メートル/秒の取水を行うダム式発電所建設事業、ほくでんエコエナジー。

【参考】
新エネルギー導入促進協議会(NEPC) - 平成26年度中小水力・地熱発電開発費等補助金(中小水力発電開発事業)に係る交付先決定について

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