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山口県で「純水素型」燃料電池システムの実証事業がスタート

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東芝燃料電池システムは、山口リキッドハイドロジェン、長府工産、岩谷産業と共同で、水素のみを燃料とし高い効率性と耐久性を備えた純水素型燃料電池システムの研究開発・実証事業を今月下旬から開始する。

本事業は、山口県が今年4月に公募した「平成26年度 やまぐち産業戦略研究開発等補助金」において、「世界初 純水素型燃料電池コジェネレーションシステムの開発及び水素需要の拡大」をテーマとして採択されたもの。実証期間は2017年度までの4年間で、実証で得られた成果を活用し、純水素型燃料電池システムの普及拡大を目指す。

本事業では、山口リキッドハイドロジェンが全体の取りまとめおよび実証試験を行い、東芝燃料電池システムは純水素型燃料電池の開発、長府工産は純水素ボイラー型貯湯ユニットの開発、岩谷産業は水素バーナーの開発を担当する。

東芝燃料電池システムが担当する燃料電池は、家庭用を想定した出力0.7kWの機種と、出力を数kWに上げた業務用の機種。山口県周南市などの各地の商用水素ステーションに今年12月から順次設置し、稼働データを収集するとともに運転方法や適用メリットを検証する。さらに、長府工産が開発する純水素ボイラー型貯湯ユニットと組み合わせることで、世界初の純水素型燃料電池コジェネレーションを実現する。

東芝グループは、水素社会を実現するため水素の製造から利活用までの多様な事業開発を手かげている。その一環で、純水素型燃料電池システムの開発に取り組む。

「やまぐち産業戦略研究開発等補助金」は、山口県が付加価値の高い成長が期待される医療関連や環境・エネルギー分野における研究開発や事業化を促進するため、実施しているもの。平成26年度の募集を行い、8月6日に、「研究開発・実証試験」について、10件の採択を決定し発表した。また、「技術シーズ調査」として、6月に9件の採択を決定している。なお、「研究開発・実証試験」の補助上限額は大規模枠が100,000千円、一般枠が20,000千円。

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