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自動的に都市ガスから液体燃料に切り替える非常用兼用コジェネシステム

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自動的に都市ガスから液体燃料に切り替える非常用兼用コジェネシステム

川崎重工は、自社開発の1.7MW級ガスタービン「M1A-17D」を駆動源とした高効率コージェネレーションシステム「PUC17D」の非常用兼用型を開発し、営業活動を開始した。

ガスタービンの駆動源である「M1A-17D」は、定格発電効率26.5%を達成した高効率ガスタービンであり、同クラスでは世界最高レベル。2011年に販売を開始して以来、22台の納入実績がある。

また、今回から上記製品に付随する非常用兼用コージェネレーションシステム「PUC17D」は、非常時に発電燃料を切り換えて電力供給を継続させるシステム。通常時には都市ガス等のガス燃料を使用して電力を供給し、停電時などの緊急時にガス燃料の供給が途絶えた場合には、自動的に液体燃料へ切替えて非常用の照明装置など重要な機器に電力供給する。

これ1つで通常の発電機の他に非常用発電設備を設置する必要がなくなるため、省スペース化、イニシャルコストとメンテナンスコストの低減、および機器系統の簡素化が図れるなどのメリットがある。

同システムは、燃焼器への水噴射を不要とするDLE(ドライ・ロー・エミッション)燃焼式の採用によりNOx値を50ppm(O2=0%換算)まで低減させたほか、排熱ボイラの性能向上により総合効率を5.3ポイント向上させた。また、環境負荷低減へのニーズに応え、システム単体での自立運転中でも負荷急変に対応して低NOx運転を継続できるDLE燃焼システムも開発した。さらに、オプションとして吸気ダクトに可変翼機構を追加することにより、部分負荷時の空燃比一定制御を可能とし、DLE燃焼による低NOx運転範囲を拡大させることも可能である。

日本では大規模災害への備えとして、被災による停電時のライフライン維持や復旧支援という非常用兼用としてのニーズが高まっている。また、海外におけるガス燃料使用時の低NOx高効率運転やガス供給が不安定な場合に液体燃料に切替えての継続運転などのニーズにも対応する。同社は今後もあらゆる市場ニーズに応える製品を開発していく方針だ。

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