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JFEエンジニアリング、廃棄物発電・バイオマス発電プラントの独大手を買収

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JFEエンジニアリングは、6日、廃棄物発電・バイオマス発電プラントなどを手掛ける大手、ドイツのスタンダードケッセル・パワーシステムズホールディングスの全株式を取得すると発表した。これにより、都市環境プラント事業のグローバル化を加速させるとともに、バイオマス発電プラント事業を強化する。

同HDは、ドイツのプラントエンジニアリング企業であるスタンダードケッセル・バウムガルテグループ(SBグループ)を保有する持ち株会社。JFEエンジニアリングは、同HDの全株式を取得する契約に調印し、SBグループの事業を同社グループの事業とすることに合意した。今後行政許認可などの諸手続きを経て、株式取得手続きを完了する計画だ。

SBグループは、バイオマス発電プラント、廃熱回収発電プラント、燃料焚発電プラントなどの設計建設を行うスタンダードケッセル社(1925年設立)、廃棄物発電プラントの設計建設を行うバウムガルテ社(1935年設立)、およびメンテナンスサービス企業を傘下におくSBサービスHD社(2008年設立)で構成されている。欧州を中心に、幅広い燃料に対応する、高度の燃焼技術に基づいた高効率の発電プラントの実績を多数有する。

JFEエンジニアリングは、廃棄物発電プラントにおいて、ストーカ炉や高温ガス化直接溶融炉など、国内を中心に累計350基以上の実績を有する。またバイオマス発電プラントでは、循環流動層ボイラを用いた大型プラントを全国に建設している。近年、廃棄物発電プラントやバイオマス発電プラントは世界各国でニーズが高まっており、同社はこの分野におけるグローバル化を進めている。

アジア地域においては、すでに同社はストーカ式廃棄物発電プラントの実績を有している。今後、世界各地でSBグループが得意とする1,000t/d規模の大型プラントを含め、顧客ニーズに適した幅広いエンジニアリング提案を進めていく。

また、欧州・中東地域では、同社の独自技術である高温ガス化直接溶融炉による廃棄物処理への関心が高まっており、今後SBグループが加わることで計画設計から建設までフルターンキーで請負う体制が整う。

さらに、日本国内外において、安定して発電できる再生可能エネルギーとして注目されているバイオマス発電プラントでは、SBグループの技術を加えることによって、より幅広い出力レンジのラインナップで需要に対応していく。

スタンダードケッセル・パワーシステムズホールディングスは1925年の設立。廃棄物発電プラント・バイオマス発電プラント・廃熱回収発電プラントなどの建設、及びこれらのボイラー改造やプラント全体のメンテナンス事業を展開する。売上180億円(1.29億ユーロ、2013年)。なお、今回の買収に先立ち、買収対象外の事業が同HDの傘下から切り離される。

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