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カーボン・オフセット制度の第三者認証基準改訂 有効期間やラベルが便利に

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カーボン・オフセット制度の第三者認証基準改訂 有効期間やラベルが便利に

環境省は、11月7日まで募集していたパブリックコメントをふまえ、カーボン・オフセット制度における第三者認証基準を改訂した。今回改訂された主な基準には、下記のようなものがある。

カーボン・オフセットラベルの改訂について

従来のカーボン・オフセットラベルの内部に同制度URLを含めた新ラベルを作成。単色刷りの場合は印刷に用いる色を使用することができる(青単色刷りの場合青いラベルの表示が可能)。

また、同ラベル使用時のルールを、製品に係るカーボン・オフセットの取組の際の製品への直接の表示や、製品・サービスのカタログ及びイベントのチケットやチラシなど、オフセットラベルと認証対象取組との関係性が明らかな表示媒体に、消費者に誤解を招かない適切な方法で表示する場合は、ラベルのみで使用できる。

クレジット付製品等におけるラベル表示時には、当該製品を購入することで消費者個人の日常生活からオフセットされるクレジット量を明示する。

認証の有効期間の設定を改訂

現状は、過去のカーボン・ニュートラルの取組実績が認められた事業者に対する認証有効期間は1年で、認証の更新申請を行うごとに検証が必要だが、改定後は、過去の取り組み実績1年から連続する3年までの取り組み計画に対する認証とし、最大3年分をまとめて検証を受けることができ、それに伴いラベルの使用期間も認証日より3年となる。計画分の排出量に充当するクレジットとして、その前年の排出量の半量を毎年無効化する。

カーボン・ニュートラルラベルの改訂

従来のカーボン・オフセットラベルの内部 に同制度URLを含めた新ラベルを作成。単色刷りの場合は印刷に用いる色を使用することができる。(青単色刷りの場合青いラベルの表示が可能。)また、現状のように、ラベル下に認証取得者名を記載しなくても良い。

吸収クレジットによる埋め合わせについての改訂

自社で創出したクレジットで、自社の排出量の埋め合わせをしたいとの要望を受け、自社で創出した森林吸収クレジットのみ、自社のCO2排出活動に関連しないクレジットの埋め合わせに活用できることとする。


その他、認証区分と認証基準、オフセット主体の明確化、算定手順や管理体制、制度からの途中離脱の条件、不正に伴う措置や認証の一時停止や取り消しの条件などを整理するなどの改訂が行われた。

また、寄せられたパブリックコメントは、「認証ラベルをコンピューターで表示する場合の規定(画面上で判読が容易になるよう、色指定やサイズ指定を明確にするなど)の整理を求める」他、合計2件で、それについて同省は、色指定は検討したい方針であり、それ以外は既存の基準で規定・説明していると回答した。

なお、カーボン・オフセット第三者認証基準は、カーボン・オフセット制度実施規則に基づき、カーボン・オフセット認証、カーボン・ニュートラル認証及びカーボン・ニュートラル計画登録を取得する際に必要な要求事項及び手続等を定めるもの。

【参考】
環境省 - カーボン・オフセット第三者認証基準の改訂について

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