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フロン類使用に関する法律が一部改正 環境影響度が低い製品普及を推進

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政府は12月10日、「フロン類を使用した業務用冷凍空調機器の管理の適正化」「充塡­・再生の適正化」「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化の指針」等に関する内容を定めるための関係省令等を公布した。

この中で「今後見込まれるハイドロフルオロカーボン(HFC)の排出量の急増傾向を早期に減少に転換させることを含め、フロン類の段階的な削減を着実に進め、フロン類を中長期的には廃絶することを目指す」と指針を示した。

対策の基本的な方向性は以下の通り。

  1. フロン類代替物質の開発、使用済みのフロン類の再生等により、新たに製造等を行うフロン類の地球温暖化係数の低減及び当該フロン類の製造等の量の削減を促進する。
  2. フロン類使用製品について、国内外の今後の技術進歩や市場の動向等も踏まえつつ、使用フロン類の環境影響度を低減させた製品の普及を促進する。
  3. 第一種特定製品の使用等に際してのフロン類の漏えいを防止するため、第一種特定製品に使用されるフロン類の管理の適正化を推進する。
  4. 第一種特定製品の整備に際しての充塡の適正化並びに特定製品の整備及び廃棄の際のフロン類の回収を推進するとともに、回収されたフロン類の適切な破壊及び再生を促進する。

環境省と経済産業省では、来年4月1日に予定されている施行に向け、引き続き必要な法令等の整備及び関係者への周知を図るとともに、フロン類の排出抑制に取り組んでいく。

冷凍空調機器の冷媒用途を中心にHFCの排出量が急増しているため、フロン類のライフサイクル全体で対策をとるべく、フロン類及びフロン類使用製品のメーカー等や業務用冷凍空調機器のユーザーに対して、フロン類の使用の合理化や管理の適正化を求めること等を目的とした「特定製品に係るフロン類の回収及び破壊の実施の確保等に関する法律の一部を改正する法律」が昨年6月12日に公布された。今回の関係省令等は、これを受けて一部を改正したもの。改正により、法律の名称は「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」(フロン排出抑制法)と改められる。

なお、「特定製品に係るフロン類の回収及び破壊の実施の確保等に関する法律の一部を改正する法律に係る関係省令改正案等」に関する意見公募(パブリックコメント)の結果も公表された。

【参考】
環境省 - 特定製品に係るフロン類の回収及び破壊の実施の確保等に関する法律の一部を改正する法律に係る関係省令等

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