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ノルウェー・デンマーク間に世界一の直流送電線 再エネ接続可能量が増大

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ノルウェー・デンマーク間に世界一の直流送電線 再エネ接続可能量が増大

スイスのABBは、ノルウェー、デンマーク間の海峡を結ぶ直流送電線が完成したと発表した。これにより、ノルウェーの水力を中心とする系統と、デンマークの風力、火力を中心とする発電出力とのバランスをとり、変動の大きな再生可能エネルギーを、より多く導入することが可能になる。

北海のスカゲラク海峡を横断する第4送電線には、自励式HVDC Light®技術が採用された70万キロワットの自励式変換所が2ヶ所に設置された。送電電圧は50万ボルトで、自励式HVDCにおける送電電圧の世界記録を樹立した。送電容量は170万キロワット。

送電線の長さは240キロメートルだ。また同送電線は、他励式(HVDC Classic)技術を用いた第3送電線と双極モードで運用される。自励式、他励式の両技術の双極モードは世界初の試みとなる。

将来的に、同社が開発した525キロボルトのHVDCケーブルと併用することにより送電容量を2倍にすることができ、遠隔地への再生可能エネルギーのさらなる大量供給が実現する。

自励式HVDC連系線は洋上風力発電所からの電力導入や、離島やスペースに制約のある都市中心部への電力供給、電力系統の国際連系などに用いられ、地中送電、海底送電にも使用される。

なお、同海峡の4本の連系送電線は、すべて同社が実施した事業でスカゲラク第1、第2送電線は1970年代に、第3は1993年、今回は第4回目のプロジェクトとなる。

同社は60年前に世界で初めて直流送電技術を開発し、これまでに約100件のプロジェクトにおいて、累計1億2千万キロワット以上の直流送電設備を設置してきた。1990年代には直流送電技術をさらに進化させ、自励式技術HVDC Light®を開発した。

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