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燃料電池の高性能・低コスト化、生産性向上を図る研究開発 実施者が決定

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燃料電池の高性能・低コスト化、生産性向上を図る研究開発 実施者が決定

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、燃料電池自動車(FCV)の本格的な普及に向け、燃料電池の飛躍的な高性能化・低コスト化、生産性の抜本的な向上を実現するため新たな研究開発プロジェクトに着手する。

これは「固体高分子形燃料電池利用高度化技術開発事業」として行われるもので、民間企業におけるFCVの技術開発・実用化の加速に不可欠な高度な解析・評価技術や新たな材料コンセプト創出といった基盤的な技術開発や、タクトタイムの大幅な削減のためのプロセス技術開発にオールジャパン体制で取り組む。

具体的には、新たな燃料電池の開発を効率的に実施するために有効な、〔1〕燃料電池の内部構造や反応メカニズムを様々な手法を駆使して解析する技術、〔2〕商用車への適用を見据えた50,000時間(乗用車の10倍)の耐久性評価を可能とする技術、〔3〕高性能化を実現する新規材料の、燃料電池への適用を可能とする設計指針(コンセプト)の創出といった基盤的な研究開発に取り組む。あわせて生産性の大幅な向上(現行の10倍程度)に寄与する新たなプロセス技術などの研究開発を推進する。

委託・助成先については、研究開発項目〔1〕普及拡大化基盤技術として「PEFC解析技術開発」3テーマ、「セルスタックに関わる材料コンセプト創出」6テーマ、研究開発項目〔2〕プロセス実用化技術開発として6テーマに分けて、大学、企業などが採択された。事業期間は2015年度から2019年度まで。

わが国は、世界に先駆けて2014年にFCVの市販化を実現し、これに対応して水素ステーションを整備するなど、長年の研究を成果に結びつけてきた。一方、FCVの本格普及に向けては、FCVに使用される固体高分子形燃料電池(PEFC)の低コスト化に向けた白金使用量の低減、車種の拡大に向けた燃料電池の高性能化、燃料電池の生産性の大幅な向上といった技術課題がある。

【参考】
NEDO - 燃料電池自動車の本格普及に向け新プロジェクトに着手

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