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JR東日本、ペットボトルを「メカニカルリサイクル」開始 従来法より省エネ

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JR東日本、ペットボトルを「メカニカルリサイクル」開始 従来法より省エネ

JR東日本ウォータービジネス(東京都渋谷区)は、大宮・浦和エリアの一部の駅で、エキナカ自販機に備え付けたゴミ箱から回収するペットボトルについて、エキナカでは初めて「メカニカルリサイクル」へ供給を開始した。

これは、回収したペットボトルから飲料用ペットボトルを製造する「ボトル to ボトル」リサイクルの一環。市区町村やスーパーの回収ルートにエキナカを加えることで、国内循環型リサイクルの拡大を進める。なお、同エリアの駅では、一般のゴミ箱で回収するペットボトルもメカニカルリサイクルに供給される。

「メカニカルリサイクル」は、従来の「ケミカルリサイクル」が回収ボトルを化学的に分子レベルまで分解して再び樹脂をつくるのに対し、回収した使用済みペットボトルを選別、粉砕、洗浄して、表面の汚れ、異物を十分に取り除いたあと、PET樹脂(高分子)のまま、中に深く入り込んだ不純物を高温・真空の中で吸出し、純度の高い樹脂に再生する方法。

「ケミカルリサイクル」に比べ、工程を大幅に短縮し、製造工程で使用するエネルギーを節約することができる。2011年に協栄産業(栃木県小山市)とサントリーグループ(東京都港区)が実用化した。

ゴミ箱

ゴミ箱

また、2007年より導入してきたオリジナルの環境配慮型のゴミ箱「acure(アキュア)」について、分別回収容器以外の混入を防ぐため収納部をシースルー化したり、リサイクル工程の実態にあわせて投入口を2つ穴タイプに変更するなど改良し、顧客にも分別回収へ協力してもらうことによって、リサイクル工程全体の効率化と高度化を目指す。

導入台数は約900台(2015年度中の導入予定数、扉のみの交換を含む)。導入箇所は、山手線主要駅(東京駅、上野駅、品川駅、新宿駅、池袋駅、渋谷駅)、大宮駅、浦和駅、その他首都圏の駅(一部)。

今後は、改良型ゴミ箱の導入エリアを順次拡大しながら、リサイクルの分別推進や活動紹介のステッカーをゴミ箱に掲出し、顧客とともに環境活動に取り組んでいきたい考えだ。

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