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環境省、地中熱利用が地下の生態系に与える影響を調査する事業を公募

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環境省は、「平成27年度環境配慮型地中熱利用システムの構築実証事業」において、地中熱利用による地下生態系への影響に対する実証試験を行う事業者を募集する。

同事業は、環境省からの委託事業となる。そのため、事業者は地中熱利用システムが、普及可能性に優れ、普及後の二酸化炭素排出削減効果が見込まれることについて踏まえ、実証施設・実証方法等を同省に提案することが求められる。

事業内容

  • 地中熱利用による地下生態系への影響(土壌微生物への影響等)を評価する実証試験であること
  • 地中熱利用システムの中でも、普及可能性に優れ、普及後の二酸化炭素排出削減効果が相当程度期待できるシステムを用いた実証試験であること
  • 自らまたは第三者により、同様の手法による実証試験が行われていないこと
  • 実証の実施又はその成果の活用が新たな環境負荷の増大につながらないこと
  • 単に既製の設備備品の購入や試験設備制作を目的とするものではないこと 等

事業期間は2015年度から最高3カ年以内。ただし、毎年度の中間評価等の評価で、事業の期待される成果が認められない場合においては、計画の見直しや事業の中止を指示されることがある。

予算額は、2015年度については、採択事業の総事業費が税込1,700万円以下。また、経費については事業者が事業の完了後に環境省に対し報告を行い、完了した事業が契約内容に適合すると認められる場合に支払われる。なお、同事業では備品の購入は出来ない。

採択件数は1~2件の予定。

公募期間は2015年9月10日(木)~10月7日(水)17時必着。公募希望者は、環境省水・大気環境局土壌環境課地下水・地盤環境室まで、事業提案や事業者に関する資料等を持参または郵送で提出すること。

環境省は、地中熱利用による地盤温度の変化に着目し、これまで「地熱・地中熱等の利用による低炭素社会推進事業」等により、導入された地中熱利用ヒートポンプシステムのモニタリングデータの解析・検証を進めてきた。しかし一方で、地盤温度の変化が地下生態系に与える影響については未解明な部分が多かった。

同事業は、地中熱を利用する際の地盤温度の変化が地下生態系に与える影響について解明を進めるため、地中熱利用による潜在的なリスクを事前に把握し、今後の普及方法に反映させるために行われる。ここで提案された地中熱利用システムが、経済性や波及効果に優れ、今後の地中熱利用を促進させることを、同省は期待している。

【参考】
環境省 - 平成27年度環境配慮型地中熱利用システムの構築実証事業の公募について

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