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CO2排出を価格付けする「カーボンプライシング」 動向調査する事業者を募集

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環境省は、国内外で実施されている「カーボンプライシング」施策の概要や成果の把握や実施状況の評価等を行う動向調査について、実施する事業者を一般競争入札で募集する。

事業内容は、以下の通り。

カーボンプライシング施策・研究の動向調査

  • 国内外におけるカーボンプライシング施策の評価分析
  • カーボンプライシング施策のリンケージ等や多国間・地域間連携の実施状況の評価分析
  • 国内外のカーボンプライシング関連研究の最新の知見調査

国内外で実施されているカーボンプライシング施策の概要や成果の把握、評価分析を行い、各施策の実施のために定められた規則を整理すること。また、OECDをはじめとする国際機関が主導するカーボンプライシング施策の研究成果の和訳・分析や関連する学術論文の収集整理・分析をおこなうこと。

カーボンプライシング施策の制度設計と影響分析

  • 国内での CO2排出削減対策の削減効果およびコストのデータ分析
  • 排出削減対策促進の現行施策の集計
  • カーボンプライシング施策のあり方の検討

2050年に向けて、日本での費用効果的な排出削減対策を行う余地がどの程度あるのか把握する。具体的には、CO2排出削減技術および対策の一覧表を作成し、対策ごとの削減コストと効果を整理するとともに、2030年・2050年までに、どの程度のコストでどの程度のCO2排出削減が得られるのかを推計すること。

またその上で、日本における中長期のCO2大幅削減(2050年の世界での先進国での80%削減の実現)を実現していくために効果的なカーボンプライシング施策のあり方を検討すること。加えて、以上の調査を踏まえてのカーボンプライシングに関する基礎資料の取りまとめ、有識者等に対してヒアリングを行う等。

なお、同事業では、エネルギー起源 CO2の排出削減を対象とし、それ以外の温室効果ガスの排出削減については基本的に対象としない。事業期間は、2016年3月25日まで。

入札概要

同入札に参加を希望する者は、環境省が交付する入札説明書に基づいて、業務に係る経費のほか、納入に要する一切の諸経費を含め契約金額を見積もった提案書を作成し、期限までに提出しなければならない。提出期限は2015年10月5日(月)17時まで。入札・開札は2015年10月7日(水)14時から。

現在、環境負荷の増減に対して経済的なインセンティブを与えることにより、環境負荷の低減を促す経済的手法は、環境政策の最も有効な手法の一つである。このため、CO2の排出を抑制し、さらに削減して、地球温暖化問題を解決するために、CO2の排出に対して価格付けをする「カーボンプライシング」は実践が広まっているところである。

今後、日本でも中長期的に大幅な CO2の削減を実現するために、環境省は、同事業においてCO2の中長期の大幅削減のための対策・施策のあり方を立案することを目指す。

【参考】
環境省 - 平成27年度カーボンプライシングによる地球温暖化対策促進施策検討委託業務 【総合評価落札方式】

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