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経産省アンケート 今夏節電した企業は約8割以上、家庭は約5割しか節電せず

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経産省アンケート 今夏節電した企業は約8割以上、家庭は約5割しか節電せず

経済産業省が実施した今夏の節電に関するアンケートで、大口需要家の93%、小口需要家の86%が、「2015年度夏季に節電を実施した」と回答し、そのうち、9割以上が「2016年度夏季も節電を継続する」と回答した。

今夏の電力需給実績の検証では、需要面で事前に想定した定着節電以上の需要減となったことが報告されている。アンケート結果からも、企業において、節電が定着している様子が伺えた。

節電に関する内容では、大口需要家、小口需要家とも、「こまめな消灯」「空調温度を高め(28度等)に設定」「LED照明等へ切り替え交換」など、照明と空調に関するものが最も多かった。

節電を実施した理由については、大口・小口需要家の8割以上が「コスト削減につながるから」、6割以上が「節電することが定着したから」をあげている。「電力不安があり協力したいと考えたから」という回答も、それぞれ18%、16%あった。

また節電を実施した大口・小口需要家の約7割は、「特に生産・販売量等に影響はなくマイナスの影響はなかった」としている。

冬の節電については、大口・需要家の約8割が、「2014年度冬季に節電を実施した」と回答し、そのうち9割以上が今冬も節電を実施すると答えている。

今夏節電を実施した家庭は約5割

一方、家庭需要家で、「2015年度夏季に節電を実施した」と回答は54%で、大口(約9割実施)、小口(約8割実施)に比べ実績が低い傾向がみられた。

節電を実施した理由については、76%が「節電をすれば電気代の節約になると思ったから」と回答。節電の内容は、エアコンや照明、テレビに関するものが最も多かった。

今夏節電を実施した家庭のうち、93%は、「2016年度夏季も節電を継続する」と回答している。他方、節電をする場合も、今夏同様の節電は困難との声が約2%みられた。

また、冬の節電については、52%が、「2014年度冬季に節電を実施した」と回答し、そのうち91%が今冬も節電を実施すると答えている。

本アンケートは、8月下旬から9月上旬にかけて9電力会社管内で、大口需要家(契約電力500kW以上)、小口需要家(契約電力500kW未満)、家庭それぞれに対して実施したもの。10月9日に開催された電力需給検証小委員会で、資料として提示された。資料では、今夏の需給見通しが厳しかった関西・九州電力を例に、概要を紹介している。

【参考】
経済産業省 - 2015年度夏季需給検証について

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