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夏場の空調エネルギー17%削減 季節風をうまく取り込み「見える化」する工場

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夏場の空調エネルギー17%削減 季節風をうまく取り込み「見える化」する工場

10月22日、YKK AP(東京都千代田区)は、夏場の省エネ推進のため、工場のエネルギー消費量や職場環境(快適性)をリアルタイムに「見える化」する独自のシステムを黒部荻生製造所に導入した。

黒部荻生製造場ではこれまで、一般的な工場と同じく、窓を閉めて空調設備で職場環境を維持していた。しかし、「あいの風」と呼ばれる、富山など日本海沿岸で春から夏にかけて沖から吹く季節風を利用し工場内に風の流れを作り、エネルギー消費を抑制する取り組みを開始した。

この取組みに一役買ったのが、独自の「見える化」システム。風向・風速・温度・湿度や、その数値を元にした快適性と消費電力レベルをリアルタイムで表示し、窓の開閉や空調設備を稼動させるタイミングを工場内の各エリアで選任された「窓管理者」が適切に判断。この結果、夏期(6~8月)の生産重量あたりの空調エネルギーを、導入前に比べ17%削減することができた。

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夏期の風を活用した「見える化」の運用方法

  • 夜間・午前中は建屋全体で窓を開け、外気を導入
  • “見える化”システムのモニターで、風向・風速・温度・湿度や、その数値を元にした快適性と消費電力レベルがリアルタイムで表示
  • 空調運転開始条件を満たしたときに、工場内の各エリアで選任された“窓管理者”が窓を閉め、空調ファンを稼働
  • 同社では、このシステムを更に活用し、「待機電力の抑制」「エアーもれの削減」「生産設備の稼働に応じたコンプレッサーや照明の適正運用」を実施して、さらなる展開を目指している。

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