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窓用フィルムや複層ガラスなど 建築物外皮の省エネ新技術、7件が効果実証

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環境省は、平成27年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(建築物外皮による空調負荷低減等技術)において、窓用日射遮蔽フィルムや複層ガラスなど、7件の実証対象技術を選定したと発表した。

今後、実証試験計画が策定されたものについては計画に沿って、実証試験を今年度末まで順次実施し、実証試験結果報告書(翌年度公表予定)を取りまとめる。

環境技術実証事業は、環境省が優れた環境事業の普及をサポートしてくれる事業。具体的には有用性がある「先進的環境技術」の評価試験を行い、その効果を客観的なデータとして「実証」。本事業で実証を行った技術には、環境技術実証事業ロゴマークが交付される。

本技術分野では、ヒートアイランド対策技術のうち、「建築物外皮による空調負荷低減等技術」の実証試験を行っている。

建築物外皮による空調負荷低減等技術は、建築物(事務所、店舗、住宅など)に後付けができる外皮によって室内冷房負荷の低減等をさせ、人工排熱を減少させる技術。代表的なものとしては、窓ガラスの遮へい性能を向上させる「窓用日射遮蔽フィルム(窓用日射遮蔽コーティング材)」などがある。

選定された実証対象技術の企業名と製品名(技術名)は下記の通り。

窓用日射遮蔽フィルム(4製品)

  • 日東電工(ペンジェレックス PX-7570N)
  • ESC研究所(エコシールドフィルムInsulation)
  • 旭硝子(日射調整フィルム X-3C)
  • 旭硝子(日射調整フィルム HX-15)

複層ガラス(1製品)

  • 日本板硝子環境アメニティ(トロポス)

新規技術(2製品)

  • デクセリアルズ(ALBEDO(アルビード)IRA2J700[指向性反射技術])
  • アイ・レック(屋上防水エアーコントロール工法[屋上換気技術])

※新規技術に関しては、実証方法の検討から報告書作成までを複数年度かけて行う場合がある。

8件中7件が選定された

平成27年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(建築物外皮による空調負荷低減等技術)において、7月17日(金)から8月17日(月)まで、実証対象となる技術を募集したところ、8件の応募があった。

応募のあった技術について、実証機関である一般財団法人 建材試験センターは、形式的要件、実証可能性および環境保全効果等を考慮の上、技術実証検討会の検討・助言を踏まえ、実証対象技術として7件を選定し、環境省もこれを承認した。

環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術実証の手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展に資することを目的とするもの。

【参考】
環境省 - 平成27年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野における実証対象技術の選定について

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