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ISO14001改訂についてのアンケート 61%が「経営との結びつきが課題」と回答

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昨年発表された、ISO14001環境マネジメントシステムの改訂を受けて、環境ビジネス編集企画部はアンケートを実施した。今回の規格改訂は、約20年ぶりの大幅見直しになっており、ISO14001を環境分野のマネジメントにとどまらず、経営全般を視野にいれている。

ISO14001の取得企業は、2万社を超えるが、取得後の運用に課題を感じている企業も多かったため、実態についてアンケートを実施した。

ISO 14001の認証を取得していますか?

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ISO 14001の改訂について、取り組み状況を教えてください

ISO 14001の改訂について、取り組み状況を教えてください

まず、主な環境の取り組みである、「環境教育」「土壌・水質汚染」「温室効果ガス」「エネルギー」「廃棄物管理」「化学物質」といった項目に対して、「概ねできている」の回答はいずれも50%をこえた。中でも、「廃棄物・リサイクル」への取り組みは、93.5%が「できている」あるいは、「概ねできている」と回答。一方で、「生物多様性」への取り組みは、「充分にできている」が0%、「概ねできている」も16.7%にとどまった。

「環境教育」への取り組みはいかがですか?

「環境教育」への取り組みはいかがですか?

「リスクマネジメント」への取り組みはいかがですか?

「リスクマネジメント」への取り組みはいかがですか?

「土壌・水質汚染」への取り組みはいかがですか?

「土壌・水質汚染」への取り組みはいかがですか?

「グリーン購入」への取り組みはいかがですか?

「グリーン購入」への取り組みはいかがですか?

「温室効果ガス対策」への取り組みはいかがですか?

「温室効果ガス対策」への取り組みはいかがですか?

「廃棄物・リサイクル対策」への取り組みはいかがですか?

「廃棄物・リサイクル対策」への取り組みはいかがですか?

「省エネルギー」への取り組みはいかがですか?

「省エネルギー」への取り組みはいかがですか?

「化学物質管理」への取り組みはいかがですか?

「化学物質管理」への取り組みはいかがですか?

「生物多様性」への取り組みはいかがですか?

「生物多様性」への取り組みはいかがですか?

企業の環境対策として、廃棄物・リサイクルについての取り組みを中心に、基本的な対応はできているという回答が多かった。しかし、概ねの対応は出来ている一方で、今後への課題感を口にする傾向が見られた。「初期よりISO14001は導入して、活動してきた。だが、ここ数年は行き詰った感があり、慢性化、活性化及び新規の取り組みへのアイデアが枯渇しており打破できない」と、現状の一定水準の取り組みは出来ているものの、今後継続的にPDCAをまわしていくためのアイデアや計画に頭を悩ませている状況が浮かび上がる。

企業内の環境対策に関して、課題に感じるものについて

企業内の環境対策に関して、課題に感じるものについて

現場レベルでの課題として多かったのは、「社内の協力体制構築が課題」「こまかな法改正も含めて、把握するのが容易ではない」といったことを課題にあげたのが、それぞれ半数にのぼった。

さらに、今回の改訂ポイントでもある、「経営との結びつき」を課題と回答する企業が、61.1%にのぼった。具体的には、「(環境・ISO担当者の立場として)経営幹部に対して、総論の理解は得られるものの、現場レベルの今後の対応には、一工夫も二工夫も必要」「少ない人員や予算の中で、いかに経営レベルに昇華させるかが問題」という声が多かった。

環境対策を進めるにあたり、「環境ビジネス」が特集やセミナー・講座を企画する場合、関心はありますか。

環境対策を進めるにあたり、「環境ビジネス」が特集やセミナー・講座を企画する場合、関心はありますか。

環境マネジメントが企業内に普及してから20年以上経過し、一定程度の環境対策・環境対応は取っている状況だ。今後、総論賛成・各論反対になりがちな、環境経営を、どのレベルで実行できるか?そのために経営側をいかに巻き込んでいけるかが、各社環境担当者の腕の見せ所になるだろう。

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